ソーラーカーとは

太陽電池を搭載し、その電気エネルギーのみで走行する無公害の自動車。(広辞苑より)

 

普通の自動車は燃料を燃やすことでエンジンを動かし、その力で走りますが、ソーラーカーは太陽のエネルギーを電気に変えてモーターを回し、その力で走ります。ソーラーカーには、ソーラーパネルという黒い板のようなものが装着されています。これは太陽のエネルギーを吸収し、電気に変えるソーラーセル(太陽電池)をつなげたもので、このソーラーセルに光が当たると電気が流れます。ソーラーカーはこの電気を使って走ります。また、あまった電気を蓄電池(バッテリー)にためておくことができるので、夕方やくもりなど太陽の光がない時でも走ることができます。また、燃料を燃やさないので、地球温暖化の原因となる二酸化炭素をまったく排出しません。つまり、環境にやさしい自動車なのです。

しかし欠点もあります。ソーラーカー無公害の自動車ですが、エネルギーの変換効率が悪く、あまり長い距離走ることや速く走ることができません。環境面だけを考えればいいものですが、あまり実用化されていないのにはこういう理由があるのです。

 

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